2024年12月27日、英国の女優オリビア・ハッセーさんが73歳で逝去されました。彼女の公式インスタグラムでは、「12月27日、愛する人たちに囲まれながら自宅で安らかに息を引き取った」と報告されています。
オリビア・ハッセーさんは1951年4月17日、アルゼンチンのブエノスアイレスで生まれました。その後、イギリスに移住し、女優としてのキャリアをスタートさせます。彼女の名を一躍世界に知らしめたのは、1968年の映画『ロミオとジュリエット』でのジュリエット役でした。当時15歳という若さでありながら、その美しさと演技力で観客を魅了し、ゴールデングローブ賞を受賞するなど高い評価を受けました。
私生活では、1971年に米国の俳優ディーン・マーティンの息子、ディーン・ポール・マーティンと結婚し、1973年に長男アレクサンダーを出産しましたが、1978年に離婚。その後、1980年に日本の歌手・布施明さんと再婚し、1983年に次男マクシミリアンをもうけましたが、1989年に離婚しています。さらに、1991年には米国の歌手デイビッド・グレン・アイズレーさんと結婚し、1993年に長女インディア・アイズレーさんを出産しました。
布施明さんとの結婚は、当時大きな話題となりました。二人は1980年に結婚し、布施さんは日本と海外を行き来しながら活動を続けました。1983年には次男マクシミリアンさんが誕生。しかし、二人の生活のすれ違いなどから、1989年に離婚に至りました。
次男のマクシミリアン・布施さんは、現在俳優として活動しています。彼は日本と海外の両方で育ち、バイリンガルとしての強みを生かして映画や舞台で活躍しています。母であるオリビアさんや父である布施明さんの才能を受け継ぎ、今後のさらなる飛躍が期待されています。
オリビア・ハッセーさんの訃報に際し、布施明さんは公式なコメントを発表していませんが、長年にわたり日本のファンに愛されてきた彼女の死は、多くの人々に深い悲しみを与えています。彼女の美しい演技や人柄は、これからも多くの人々の心に残り続けることでしょう。
オリビア・ハッセーさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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