論破はゴールじゃない――ひろゆき氏の議論スタイルを考える
こんにちは。今日は、論破を得意とする「ひろゆき」さんの議論スタイルについて考えてみたいと思います。
ただデータを振りかざして終わり、というのは味気ないですよね。なので、今回は実際にひろゆきさんに遭遇したらどうなるかを想像してみながら、彼の議論スタイルの限界について掘り下げていきます。
1. それってあなたの感想ですよね?
例えば、こんな状況を想像してください。
とある飲み会で、ひろゆきさん風の人と出会ったとします。あなたが、「最近、地元の商店街が活気づいてきた気がする」と話したとしましょう。
すると、その人はこう切り返します。
「それってあなたの感想ですよね?具体的なデータとかあるんですか?」
一瞬、場がシーンとなります。そして、誰もが「いや、飲み会だしデータいらなくない?」と思いつつも、妙に冷静な口調に押されてしまいます。
確かに、統計データを見ないと「活気づいている」という感覚が主観的なものに過ぎない可能性はあります。でも、それをデータで示せと言われたら、途端に会話が味気なくなりますよね。
2. 感情を無視すると議論は続かない
ここで問題になるのは、ひろゆきさんのようなデータ重視のスタイルが、議論の一部を削ぎ落としてしまうことです。
感情や雰囲気、経験といった「非データ的要素」も、実は議論を面白くしたり、共感を生んだりする重要な要素です。
例えば、上の飲み会のエピソードで、こう返されたらどうでしょう?
「あ、それ、確かに感想かもしれないけど、活気づいてるって感じるのっていいことじゃない?」
こう言われれば、その後も話が続きますよね。
3. エピソード:データを武器にする人の罠
もう一つ、実際にあった話です。友人が趣味で小さなお店を始めた時、彼の知り合いにひろゆき風の人がいました。その人は友人にこう言いました。
「そのお店、収益とか計算してる?利益率が低かったら意味なくない?」
友人は少し困った顔をしながら答えました。
「いや、別に儲けるためにやってるわけじゃないんだよね。楽しいからやってるだけで。」
この時点で、会話は終了しました。なぜなら、楽しさや趣味といった感覚的な価値観は、データ重視の人には理解しにくいからです。
4. 結論:議論は人間同士の対話
ひろゆきさんのように論理的に矛盾を突くスタイルは、確かに有効です。しかし、それだけでは議論は「勝ち負け」のゲームに終わってしまいます。
議論の本当の価値は、「相手の考えを理解し、自分の視点を深めること」にあります。
感情や価値観といったデータで説明できない部分も、時に重要な意味を持ちます。それを無視してしまうと、本来の「対話」が成立しないのです。
最後に
私たちが目指すべきは、データや論理だけでなく、相手の気持ちにも寄り添う議論です。ひろゆきさん風の論破スタイルに対して、「そういう考えもあるよね」と受け止めつつ、自分の意見を大事にする姿勢を忘れないようにしましょう。私は個人的に好きですよ。たまに何の為?と思うこともありますが。
ちなみに、この記事を読んで「それってあなたの感想ですよね?」と言いたくなった方、ぜひコメント欄で論破してくださいね(笑)。
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