2026年8月18日放送の『徹子の部屋』に、俳優・タレントの東ちづるさんが出演します。
かつて「結婚したい有名人ナンバー1」ともいわれ、ドラマや情報番組、バラエティーなど幅広い分野で活躍してきた東さん。
現在66歳となった東さんですが、今回の番組では若々しさを保つための筋トレや、87歳の母とのエピソードなどが紹介されます。
しかし、もう一つ気になるのが「妖怪」の話です。
実は東さんは子どもの頃から不思議な世界が大好きで、妖怪の絵を描いていたといいます。
そして、その子どもの頃の趣味が数十年という時間を経て再び花開き、妖怪のイラスト本の出版、さらにはキャラクターの商品化にまでつながりました。
なぜ東ちづるさんは妖怪を描くのでしょうか。
その理由をたどっていくと、東さんが30年以上にわたって続けてきた社会活動と「まぜこぜの社会」という考え方にもつながっていきます。
東ちづるはどんな人?
東ちづるさんは1960年、広島県生まれ。
芸能界へ入る前には会社員として働いていた経験があります。
その後、25歳で芸能活動を始め、テレビ朝日系の料理番組『金子信雄の楽しい夕食』の初代アシスタントなどを務めたことで広く知られるようになりました。
明るく親しみやすいキャラクターで人気を集め、女優、タレント、司会、コメンテーターなど幅広い分野で活躍。
若い頃には「結婚したい有名人ナンバー1」と紹介されるほどの人気者となりました。
女優としても数多くの作品に出演し、中でも『温泉若おかみの殺人推理』シリーズでは長年にわたり主演を務めています。
テレビで見る東さんには「明るい」「元気」「親しみやすい」というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、その一方で30年以上にわたって社会活動に関わり続けてきたという、もう一つの顔があります。
そして今回の『徹子の部屋』では、さらに意外な「妖怪好き」という一面も紹介されます。
東ちづるは子どもの頃から「妖怪」が大好きだった
女優やタレントとして活躍してきた東ちづるさんと「妖怪」。
一見すると、あまり結びつかない組み合わせです。
ところが東さんは子どもの頃から不思議な世界が大好きで、妖怪の絵をよく描いていたといいます。
現実には存在しない奇妙な生き物を想像し、それを絵にする。
そんなことに夢中になる少女だったようです。
大人になると会社員となり、その後は芸能界へ。
テレビの仕事が忙しくなっていく中で、子どもの頃の「妖怪を描く」という趣味は表舞台から遠ざかっていきます。
ところが数十年という時間を経て、再び妖怪が東さんの人生に登場します。
しかも今度は単なる趣味ではありません。
本として出版され、さらにはキャラクターの商品化にまで発展することになったのです。
60代になって子どもの頃の夢が実を結ぶ
東ちづるさんは、自ら考案した妖怪を描いた『妖怪魔混大百科』を出版しています。
そこに登場する妖怪は61体。
つまり東さん自身が、これだけの妖怪を考え、描いたことになります。
さらに『徹子の部屋』では、東さんが生み出したキャラクターが商品化されたエピソードも紹介されます。
子どもの頃、好きで描いていた妖怪。
それが60代になって本になり、商品にもなる。
「好きなことを仕事にする」というと若い人の話のように感じますが、東さんの場合は数十年という時間を経て実現しました。
子どもの頃に夢中になったものが、人生の後半になって新しい仕事につながる。
年齢に関係なく好きなものを持ち続けることの面白さを感じさせるエピソードです。
『妖怪魔混大百科』は普通の妖怪図鑑ではない
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ただし、『妖怪魔混大百科』を単純な「東ちづるが描いた妖怪図鑑」と考えると、この本の本当の面白さを見落としてしまいます。
東さんが描いたのは、河童や天狗など昔から伝わる妖怪を紹介するだけのものではありません。
現代社会や人間の心の中にある問題を「妖怪」という存在に置き換えて表現しているのです。
つまり、妖怪を使った社会風刺という側面があります。
社会問題について真正面から語ると、どうしても難しくなったり、重い話になったりします。
しかし、それを奇妙でどこかユーモラスな妖怪に置き換えれば、「これは何だろう?」という興味から入ることができます。
難しいテーマだからこそ、楽しく伝える。
実はこの発想こそ、東さんが長年続けてきた社会活動とも深くつながっています。
東ちづるが目指す「まぜこぜの社会」とは?
東ちづるさんは芸能活動の一方で、30年以上にわたりさまざまな社会活動に関わってきました。
骨髄バンクや平和活動、障害のある人たちのアートなど、活動する分野は多岐にわたります。
そして2012年には、一般社団法人「Get in touch」を設立。
代表として活動を続けています。
そこで東さんが掲げている考え方の一つが、
「誰も排除しない、されない社会」
です。
そして、それを表現する際によく使われるのが「まぜこぜの社会」という言葉です。
人にはさまざまな違いがあります。
障害の有無、病気、国籍、性別、年齢、外見、考え方。
その違いをなくして全員を同じにするのではなく、違ったまま一緒に生きていく。
いろいろな人が「まぜこぜ」になっていることを当たり前にしようという考え方です。
なぜ「まぜこぜ」と「妖怪」がつながるのか
一見すると「妖怪」と「社会活動」はまったく別の話に見えます。
しかし東ちづるさんの活動を知ってから妖怪を見ると、意外な共通点が浮かんできます。
妖怪は一体一体、姿が違います。
奇妙な姿をしたものもいれば、怖いもの、かわいいもの、どこか間の抜けたものもいる。
「普通」という基準から外れているからこそ、妖怪は面白い存在でもあります。
これは、東さんが目指している「まぜこぜの社会」にも重なって見えます。
人間も全員が同じである必要はない。
それぞれ違う特徴を持っていていい。
むしろ違っているからこそ面白い。
東さんが子どもの頃から好きだった妖怪と、大人になってから取り組んできた社会活動。
まったく別々に始まった二つの道が、60代になって一つにつながったとも考えられます。
そう考えると、東さんが妖怪を描くことは単なる趣味以上の意味を持っていることが分かります。
東ちづるはなぜ社会活動を30年以上続けている?
東ちづるさんの社会活動で特徴的なのは、その長さです。
芸能人がチャリティーイベントなどへ参加することは珍しくありません。
しかし東さんの場合は、一時的な活動ではなく30年以上続いています。
さらに現在は、「支援する人」と「支援される人」を明確に分けるのではなく、さまざまな人が一緒になって社会を作ることを重視しています。
そのため「Get in touch」では、アートや音楽、映画、舞台などエンターテインメントを使った活動も積極的に行っています。
社会問題について、
「勉強してください」
「理解してください」
と訴えるだけでは、もともと関心がある人にしか届かない可能性があります。
しかし音楽や映画、アートなら、
「面白そう」
というところから入ることができます。
楽しんだ後で、「実はこんな社会問題があるのか」と気づくこともできる。
妖怪というユーモラスな存在を使って社会について考えてもらう方法も、その延長線上にあるのでしょう。
66歳でも若々しい秘訣は「筋トレ」
今回の『徹子の部屋』では、妖怪とはまったく違う東ちづるさんの「筋トレ」についても紹介されます。
現在66歳の東さん。
テレビで見る姿は若々しく、年齢を聞いて驚く人もいるかもしれません。
その元気を支えているものの一つが筋トレです。
興味深いのは、東さん自身が筋トレをしているだけではないこと。
87歳の母にも筋トレを勧めたところ元気になり、2025年には世界一周旅行を楽しんだというエピソードも番組で紹介されます。
筋トレというと、筋肉をつけたり見た目を若く保ったりすることを想像しがちです。
しかし高齢になれば、「自分の足で行きたい場所へ行くための体を維持する」という意味も大きくなります。
87歳で世界を旅する。
それを可能にする体力を維持するという考え方は、東さん自身の現在の生き方にも通じるものがあります。
「結婚したい有名人ナンバー1」から現在66歳へ
若い頃の東ちづるさんを知っている世代にとっては、「結婚したい有名人ナンバー1」と呼ばれていた時代のイメージが強いかもしれません。
しかし現在の東さんの活動を見ると、それだけでは語れない人物になっています。
女優。
タレント。
社会活動家。
プロデューサー。
そして、妖怪を生み出す人。
興味深いのは、年齢を重ねるにつれて活動の幅が狭くなるのではなく、むしろ広がっていることです。
しかも60代になって始めたものだけではありません。
子どもの頃に好きだった「絵を描くこと」や「妖怪」という存在まで、再び現在の仕事につながっています。
人生は必ずしも一直線ではない。
若い頃に好きだったものが、何十年もたってから思わぬ形で戻ってくることもある。
東さんの妖怪は、そんな人生の面白さも感じさせてくれます。
まとめ|東ちづるの妖怪は「子どもの頃の夢」と現在をつないでいた
東ちづるさんは子どもの頃から、不思議な世界や妖怪の絵を描くことが大好きでした。
その後、会社員を経て芸能界へ入り、女優やタレントとして人気者になります。
一方で30年以上にわたって社会活動を続け、「誰も排除しない、されない社会」「まぜこぜの社会」を目指して活動してきました。
そして60代になった現在、子どもの頃から好きだった妖怪が再び東さんの人生に登場。
自ら生み出した妖怪が本になり、キャラクターの商品化にもつながっています。
さらに興味深いのは、その妖怪が東さんの社会活動とも重なって見えることです。
みんな同じでなくてもいい。
違う姿、違う特徴を持ったものが一緒に存在しているから面白い。
子どもの頃に夢中になった「妖怪」と、大人になって30年以上続けてきた「まぜこぜの社会」への活動。
別々に始まった二つの道が、66歳になった現在、一つにつながっているのかもしれません。
8月18日放送の『徹子の部屋』では、妖怪や筋トレ、87歳の母とのエピソードなど、テレビでおなじみの東ちづるさんとはまた違った一面が見られそうです。



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